看護の象徴ナイチンゲール

現代に続く功績

More 現代看護の基礎は、間違いなくナイチンゲールの看護にあります。彼女は看護方法を確立していく中で、その功績を称えられ看護学校の設立にも携わります。アメリカを中心とした学校設立は、やがて世界に広がり、ナイチンゲールの看護方法が広がっていきました。その広がりはもちろん、日本の看護にも大きな影響を与え、日本初の看護学校は明治時代に始まります。ナイチンゲールの手記、看護覚え書きは、看護方法をこと細かに書いた素晴らしい手記で、その内容は現代看護に根付いています。

一日の業務内容

More 看護師の一日の業務はハードワークと言っても良いでしょう。1人で受け持ちの患者さん5～6名を看護しますので、時間との戦いになります。朝のカンファレンスから始まり、バイタルチェック、点滴や注射の補助や回診、患者さんの食事介助、検査や手術の手配や送り迎え等、業務は尽きません。また、夜勤もこなす為、気力体力を強く持たないと出来ない仕事でもあります。しかし、ナイチンゲールの教え通り、看護師は白衣の天使ですので、どんなに多忙でも患者さんへの奉仕の気持ちは忘れてはいけません。

内科と外科の違い

More 内科と外科はの違いは大きく分けると、手術や外的処置を行って回復を見込むのが外科で、化学療法や投薬によって治療するのが内科です。看護師における違いは看護する上では大きな差はありません。ただ、外科は回復が比較的早い患者さんが多いので、スピード感がある看護に比べ、内科は内蔵系の疾患のため、1人の患者さんとじっくり付き合う看護になります。ナイチンゲールの時代は外科内科の隔てなく看護にあたったでしょうが、現在は外科と内科が分かれているのが普通ですから、どちらがいいか自分の性格等を考えて選ぶと良いでしょう。

自分を磨ける病院

More スキルアップを考える看護師は、自分磨きが出来る職場を探すと思います。その為に、まずはどの様にスキルアップをしていくかで勤務する病院等も変わると思います。高度最先端医療に携わりたい人なら大学病院や医療センター、専門科を熟知したいなら専門病院等、どの様なスキルアップをするかで変わってくると思います。また、ナイチンゲール精神を追及したい看護師なら、総合病院で1人の患者さんとじっくり向かい合う事も看護師スキルを上げる方法でもあります。